上の子がこの3月で学童を卒業します。伴って、先日卒クラブ会に出席してきました。

我が子が通う学童クラブは、通年と3季(春・夏・冬休みのみ)に分かれます。通年で3年間通った娘。振り返れば、しみじみとその成長を感じずにはいられません。ホントに良く頑張ったと思います。

娘の小学校入学時、同じ保育園から来た1年生はゼロ。人懐っこい性格だったので、さほどは心配もしていなかったけれど、本人もさすがに不安はあったと思います。それは彼女が卒クラブで読んだ作文で、やっぱりそうだったよね~と思いました。内容は、初めて学童に行った時に上級生が名札を付けてくれた事が嬉しかった。だから、自分も次の年、その次の年と新1年生が入ってきたら、名札を付けてやり、優しく接しようと思った、との事でした。

学童大好きといつも言ってはいたけれど初めは大変だったのかもな~と思ったのと同時に、なんていい子に育ったんだと母は泣きましたよ!
日頃はいっつもガミガミいってしまうのですが、考えれば考える程、娘はとてもやさしくて、面倒見が良くて、気が利いてて…明るくていつも笑顔。頑張り屋なんだよね~!! なんで私はいつも怒ってしまうのかしら???

子育てについては、ほんとに悩みばかりです。子どもと一緒に遊ぶのは楽しいけれど、時間をかけて丁寧に接する事が難しく感じます。
そして、つい、侮りがち。
どんなに小さくても、すでに自分を持ち始めた子どもは、一人前には程遠くても尊重すべき一個の人格なんですよね。
私は自分の都合で接してしまう事が多くて、怒りながら後で「ごめん…」と落ち込む事がしばしば。

でも、少しずつ、ほんの少しずつでも変わろうと日々行動しています。それは3歩進んで2歩さがる、みたいな感じなのですが。
それでも、娘や息子がいてくれるおかげで、私は成長のきっかけを貰います。そして嬉しい事や楽しい事もたくさん増えましたよ。

日々、揺れ動いています。
昨日は『良い』と思った事も、今日になってみれば『ほんとにそうかな…』そんな事の繰り返しです。
でも、不安になる私の背中を押してくれるのは、いつも子どもの方。
頑なになってしまう私の頭を叩いて壊して…新しい世界を見せてくれる。

何が正しいか、何が正解かは中々難しいのだけど、子どもと真剣に向き合っていくその事こそが私の成長に繋がっていくのかなー…なんて。
そんな事を考えていくと、整体的思考に通ずるものを感じます。

お客さんの体を観察する時に必要な、整体的視野・思考・視座。
柔軟な頭でないと、見えてこない事もたくさん。

また、体はしっかりとした軸と柔軟な四肢があってこそ、自由に使いこなせます。

こころも体も、上手く使いこなして、天秤の針は揺れながらも上手にバランスをとる事が大事。決まりきった事など無いと思ってるくらいが丁度良いのかも知れません。上手く使うためには、『ぎちぎち』していてはダメですね~心も体も『あそび』を持って過ごしたいなと思う今日の私なのでした。