先日いらしたお客さんが「はなちゃんの施術は揉み返しが無いのに、体が楽になるのからうれしい」と、メールを下さいました。

さて、皆さんはどうして揉み返しが起きるかご存じですか?
これについては、どうしてゆるはな整体では揉み返しが起きないか、についてと同時にお話していきたいと思います。

そもそも、揉み返しって何?

整体やリラクゼーションを受けた方の中には経験された方もいると思います。施術を受けた後、体が逆に痛みを感じるようになった体験はありませんか?

メールをくれたお客さんは、「イタ気持ち良くして欲しくって強めでお願いすると(揉み返しに)なる」と話していました。

そう、揉み返しが起こる際のキーワードは「強め」です。

好転反応と揉み返しは似て非なるもの。

揉み返しと、ごっちゃにされてしまいがちなものに、「好転反応」があります。
これは、体にお疲れがたまりすぎてカチコチになっていた筋肉が、施術を受ける事で緩んで血流が上がり、溜まっていた老廃物が体をめぐる事によって、眠気やだるさ、時にはめまいや吹き出物、その他様々な形で症状として現れるものです。
また、動いていなかった筋肉を筋ポンプさせる事で、運動をした後のような筋肉痛の症状が出る事もあります。
いずれも、1~2日で治まる一時的な症状です。早めに回復させるなら、適度に動いて血流を上げ、疲労物質や老廃物を代謝・排出させてあげると良いです。お風呂にゆっくり浸かるのも良いですね。水分も多めにとって下さい。

けれど、揉み返しの痛みはそれよりも長く続きます。何故ならば、揉み返しは筋繊維が損傷し炎症を起こした状態だから。
硬くなった筋肉を、力任せに押したり捏ねたりすると…筋肉が傷つくのは容易に想像できます。痛い方が「効いている」と感じる方は、ほんとに多くて…サロン時代は「もっと強くして下さい」と言われる事がよくありました。
その当時は、自分の体格で自分より遥かに大柄の方(特に男性)をやる事自体に無理があると思っていたのですが、今考えれば、そうでもないんですよね。

私は身長155センチ、体重はそこそこ…ですが、決してムキムキマッチョと言う訳でなくて、整体師をやってると話すと、体使うから大変でしょ~?なんてよく言われます。でも、疲れはしても、そんなに大変では無いのです。なぜならば、力任せにお客さんの体をほぐしている訳では無いから。

ゆるはな整体で、揉み返しが起きない理由

ゆるり整体はなの施術は、手力整体塾で学んだ手技です。これは、筋肉の反射を利用した施術法。
筋肉の特性のひとつに、緊張後に反射作用で弛緩する特性があります。この特性を利用して、筋肉を圧迫して緊張させ、その反射で筋肉を緩めるのです。これは生きている筋肉だからこそ可能な、そして万人に共通の生理的な作用なのです。
きちんとした圧で筋肉に刺激を入れてあげれば、勝手に筋肉自身で緩んでいくという事実。術者の力で叩いて捏ねて、では全くないのです。叩いて捏ねて柔らかくなるのは死んだお肉…とんかつビフテキと、生身の人の筋肉を同じ扱いしてはいけませんよね!( ´艸`)

ちなみに、ゆるはな整体部屋で施術を受けてくれるお客さん達の反応としては、「結構強めだよね」と言う方がほとんど。イタいけど、気持ち良い、らしいです。私に「そんな力があったんだね」なんて言う人もいますが、「力じゃないんだよ~」なんて話をして余計に混乱させたりして( ´艸`)

ので、説明として今回のブログを書いてみました!笑
ちなみに、緩めるべき場所も大事なのですが、あらかた共通項があるとは言えソコは人それぞれ。今後はタイプ別でストレッチ法などもサイトにのせていく予定です^^

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