大腸内視鏡検査を受けてきました。

夏の不調が続きすぎて、ついに病院嫌いな私も病院へ。腹痛と下痢が止まらず、精神的にも肉体的にも辛くなりました、はい。
近所の内科で受診したところ、「一度、内視鏡検査受けてみたら?」と言われたのでその場で紹介状書いてもらって10日後に検査を受けました。

昨年の腹部CTと注腸バリウムに続いて、3度目のお腹の検査です。

一昨日受けて、検査結果は1週間後らしいけれど、検査直後のドクターが麻酔で意識朦朧のわたしに
「大丈夫だったからね、心配ないからね」
と声をかけてくれたので、たぶん特に問題視する内容ではないと予測。IBSの悪化ですよね~単なる。検査結果は気楽に待つことにします。

まあ、検査の5日くらい前から調子が戻ってきていたので、何も無いのは予想通りかな、と言う感じ。内視鏡検査は初体験だったので、また後日、記録がてらに詳細書いてみようと思います。

身体が不調過ぎるのに、頑張らないといけない環境

梅雨の時期でしょうか、例年何となく調子を崩すのですが、久しぶりにつらいつらい、お腹の痛みがやってきたのが今年の夏です。
きっかけは持病の鼻炎悪化に伴う抗生物質の服用ではないかと。

2週間も飲む必要あるのかな?と思いつつ、鼻炎が落ち着くまでと様子見ながら結局処方された薬を飲み切った後に、なんとなくお腹の調子が悪い気が…
微妙だな~と過ごしている内に、子ども夏休みに突入。
娘、去年までは学童通いだったので、お弁当作る以外は夏休みと言えど、生活のリズムに変化はありませんでした。
が、学童卒業した今年、家に子どもがいるだけでこんなにペースが乱れるとは思ってませんでした…

上手くこなせる人はこなすんでしょうね。
私はあっと言う間に疲れがたまりましたよ、はい。

そして、今年の猛暑。もう、ずーっと冷房入り浸り。
気づけば体がとても、とーっても冷たい。

結果、IBS(過敏性腸症候群)が悪化した模様です。

腹痛と下痢続きなのに気休めの鎮痛剤を飲んで、何とか毎日を過ごしました。

『あれ?こんな事、前にもあったよね…』
既視感な私 笑

そうですそうです、整体始める前の半年。どーにもしんどい時期がありました。当時はIBSなどの自覚もなく、なんでこんなにお腹が痛いの?と思いながら、仕事は接客の為にむりやり笑顔で頑張る(リラクゼーションサロン時代ですね)

不自然な事を続けている自分がすごく嫌でたまらなかったです。

仕事もそうだけど、具合が悪くとも待った無しなのが母親業。小さい子がいるなら尚更ですね。家族内で上手く分業できればいいのだけれど、うちのムスコは甘えん坊。「おかーさんがいいの!!」と言い出すと聞かない事があるので、泣きながら(&ヒスおこしながら…)家事育児をやらねばならないプレッシャー。

悪循環なんですよね~~~IBSには。
でも、IBSって自覚ある分、もはや病院行くより生活習慣改善でどーにか…って思ってしまったのが悪化に拍車かけた気がします、今思えば。

病院行っても治らないけど、受診後はなんとなく症状が軽快に。

安心するんですかね、病院嫌いな癖に笑

これまでの経験上、受診後数日で回復する事が多いんですよ。別に薬とかもらわなくとも。

大抵いつも泣きながら受診してる癖に、受診後に、それまでずーっと続いた不調が『あれ?なんか調子戻ってきた感じ?』になるのです。なんですかね、コレ。プラセボ?笑

それとも、『どーせ何もないんでしょ!』って諦めが心を軽くするのかしら?

心と体、つながってることを忘れちゃダメです

体調崩すといつも自覚するのが、気分の落ち込み。
体が先か、心が先かはわからないですけどね、病んでる時はどっちもです。

逆に、元気な時はどっちもアゲアゲ。

振り返るとその起伏の激しさに、自分でもドン引きです。

先ほどの、病院行くとなぜか回復してくる…って話は、たぶんメンタルが少し落ち着くからなんだと自分では考えています。誰にでも当てはまる話ではないけれど、似たような事は何かしらあるのではないでしょうか。

過敏性腸症候群は、生活習慣や精神的ストレスが病状に大きく関わってきます。
こころと体、両方の要素が起因するので治療も難しい部分があるんですね~

今回の経験を経て、不調スパイラルを断ち切るコツを学びました。
IBSの一般的対処とは異なる部分もあるでしょうが、自分の忘備です。

【体の面でのアプローチ】
 ・食生活に気を遣う
 ・体を冷やさない
 ・お腹周りのストレッチと筋力強化

【心の面でのアプローチ】
 ・調子が悪いのに元気なフリをしない
 ・他人を頼りにする
 ・さっさと病院に行ってみる

「さっさと病院に~」が心サイドなのは、私にとってそうだからですが、これが体サイドのアプローチに繋がる人ももちろんいるでしょう。
要は、自分にとって何がどう影響しているかを良く観察する事が大事。有効なのは状況と状態をなるべく詳細にメモすることですね。食事のタイミングや内容・量、排便の回数・時間・状態、気持ちの浮き沈み、どんな事があったかの日記etc.

どんな事でも、ひとまず紙に書いてみるのは自分にとっては精神的な安定に有効な様です。つらい~(泣)とずんずん落ち込む前に、冷静に状況を客観視できます。

そして、忘れていけないのは
「心と体はつながっている」
って事です。
よく聞くセリフと言えど、そこをちゃんと自覚して過ごしているかと言えば、私は「ノー」な事が多い。これは反省せねばなりません。

どうしても、『まだ大丈夫』とか『大した事ない』って思っちゃうんですね。
『だって、死ぬ病気じゃない』ってのがよろしくない考えなんだと思います。

人間、無理しちゃいかん。不調すらも垂れ流しでOKにします。

ここのところ、ようやく自覚してきたのが実は自分がとても真面目な性格って事です。と、同時にとても弱くてもろい精神をしています。付き合い長い友人たちは知ってる様です。けれど、周囲からは大抵「悩みなんてなさそう」って言われるあたり、ギャップです。自分でもギャップです。笑 なんだか無理しちゃうんでしょうね~人の前で。そんな事を感じたので、ちょっとここに書いて、私って意外とセンシティブって事を自分と他人にアピールしてみました。

そして、しんどい時は「しんどい」と言えばいい。人前でとりつくろって一人で抱えて感情的にいっぱいいっぱいになるより、冷静に伝えて人を頼りにする。

この夏、いろんな人にフォローと気づかいを頂きました。ホントにみんな、優しい。ホントにありがとうございます。

ありがとうって気持ちを感じると、心がアゲアゲになりますね~!
感謝。そして、無理はしないけど、がんばろ~と思う私なのでした。おわり!