ここのところ、雨が続きますね。私は霧雨くらいだど傘をささない面倒くさがりなのですが、さすがに必要と感じるので仕方なく傘をさして帰宅した時のこと。
『し、しんどい…』
傘を持っていた方の腕がだるい!たった一本の傘を肘を曲げて持っていただけなのに。。。
でもコレ、筋肉にコリができる原因が隠されているのです。

あなたの体を動かしてくれる筋肉について

人間の筋肉は全身でおよそ600あると言われます。この中でも骨格を動かすのはおよそ400。すごくたくさんあると思いませんか?ちなみに、一歩進む際に使う筋肉はなんと約200!
息子がロボットの真似をして「ギーガシャン!」とぎこちない動きをしていたら、「そんな古典なロボット、現代的じゃないぞw」と夫が笑っていましたが、最新型のロボットですら人間の動きの滑らかさには及びません。生き物の体がいかに精巧な作りになっているかが、歩くという動作に使われる筋肉の数からも良くわかりますね。

筋肉は「縮む」しかできません!

この事実、あなたは自覚していますか?
例えば腕を前方に伸ばした状態で肘を曲げるという動作、上腕二頭筋が収縮して(ちからこぶ、できますね)肘が屈曲します。反対に肘を伸ばす際は上腕三頭筋が縮んで肘関節を伸展させます(肘を伸ばします)。(これが、腕を下にダランとおろした状態で行えば、上腕二頭筋の力を抜けば三頭筋がスイッチオンしなくても(収縮しなくても)二頭筋は元の長さに戻るだけです。)
関節の曲げ伸ばしの反復運動であれば、筋肉は収縮と弛緩を繰り返し筋ポンプするのでコリは生じません。厄介なのは、筋肉が収縮した状態で同じ姿勢をとり続ける事です。そう!冒頭の傘を持つ腕、です。

いわゆる「良い姿勢」でも、ずっと同じはよろしくない

例えばデスクワーク。椅子に深く腰かけ骨盤はたて、背筋はピンと伸ばし、膝は揃え、足の裏は床にピタリとつける…一見姿勢正しく美しく見えますが、この姿勢をずっと続けていると…股関節と膝は屈曲、机の上のPCに向かい肘は屈曲、肩は内旋など筋肉が縮んでいる状態が固定されてしまいます。この「縮んだ状態で固定」がコリを生むのです。はい、このブログを書いている最中のわたくしも、もれなく同じ状況です(^^; そして、当然縮んで固まっている筋があれば、伸びて固まっている筋もあります。人がつらさ感じるのはこの「伸びて固まった筋」です。座り姿勢が続くと腰がつらいのも「腰」が伸びて固まっているからですよ~

この、「伸びてつらい腰」を揉んで緩めたとしても、伸びた筋肉が伸びたままになるだけ。縮んだままの筋が隠れているのですぐにつらさはぶり返します。ほんとのコリは「縮んで固まった筋」にあるのですから。
なので、やるべきケアは「縮んで固まった筋」を緩めてコリをとってあげること。
セルフケアの代表格はもちろん「ストレッチ」です。筋肉が縮むことしか出来ないからこそ、伸ばしてあげる「ストレッチ」が有効なのです。ただし、つらいと思って「伸びて固まった筋」をストレッチしてはNG!くれぐれもご注意を。また、コリが出来るのを防ぐために作業の合間で軽く反復運動したり、可能な限り左右の手足を交互に使ってみるなどもおすすめ。私も傘を持つ手はこまめに左右変えることにしまーす^^