ブログ、先日からIBS一色ですが、本日も個人的忘備録として、IBSがつらい時に行うストレッチに関する内容です。誰かのご参考になれば。

腸の不調は「滞り」だと考えています。

お腹の調子がいまいちと感じる時、私は仰向けになって自分のおなかに手を当ててみます。ほとんどの場合、とても冷えている…血流がよろしくないという事です。

そして、私の場合左IBSが悪化してくると下腹部全体がヒリヒリと痛くなるのですが、お腹をあちらこちら押しながら探っていくと、必ずといっていいほど、右サイドに圧痛を感じるポイントがあります。右腰骨のちょっと内側です。これは、上行結腸の上端にガスまたは便が詰まっているか、もしくは右腸腰筋に強いコリが生じているか…

いずれにしても、めぐりが悪いって事だと推測します。

詰まりやめぐりの悪さを解消するために。

上記の
①血流が悪い
②腸の動きが悪く詰まりやすい
③筋肉にコリがある

ですが、それぞれ自己流の対処法があります。

①血流が悪い
冷えを感じているのだから、積極的に温めます。具体的には
 ・ハラマキをする
 ・首、手首、足首は冷やさない
 ・湯たんぽでおなかを温める
 ・冷たい物は飲まない
 ・湯舟にじっくり浸かって体の芯から温まる
よくある冷え性対策ですね。

②腸の動きが悪く詰まりやすい
昨年の大腸レントゲン検査で痛感したのが、自分の横行結腸が異様に垂れ下がっている事実です。本来横に伸びている筈の腸が、骨盤底に達する程、だる~んと垂れ下がっていました。当然、上行結腸と繋がるあたりに詰まりが出来そうなのは予想できます。

ただし、そんなレントゲン写真通りの私の横行結腸であっても、体調がいい時は特に問題ないわけです。じゃあ、快調な時と何が違うのか。

それはぽっこりお腹。決してスリム~♪な私ではないですが、元気な時とそうでないとき、あきらかに下腹部のでっぱり具合がちがいます。詰まってしまうから、と言うよりは、内臓全体が下垂してる気がします。

そんな考えから、私の場合は「の」の字をかくマッサージと併せて(これは便秘対策でよくあるやつ)、腹横筋を締めるトレーニングを意識します。これは、次項のストレッチの後にやりますよ

③筋肉にコリがある
右腸腰筋あたりのコリ、そこが一番圧痛が強いんですが、様子をみれば腰回り全体の筋肉がガッチガチって事がすぐわかります。大体、股関節の動きに関わる筋肉ばかりなので、股関節周辺のストレッチを重点的に行います。
緩める(ストレッチで伸ばす)主なターゲットの筋は
・臀筋
・大腿筋膜腸筋
・内転筋
・ハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋)
・腸腰筋
あたりがメインです。コレを緩めるために、さらに繋がる筋のストレッチもやります。上半身とかね。

そして、「の」の字マッサージの後に、仰向けになって膝をまげ、お尻を高く持ち上げます。ゆっくり「は~」で息を吐きながら、お尻を床ギリギリまでさげつつ~骨盤の内部の息を吐き切る!!!

これ、しんどいですけど、しっかり吐き切る事でやる気のなかった腹横筋にカツを入れる事が出来ます。そして、下垂していた内臓が本来ある位置に戻りやすくなります。

流れとして

温めて血流を上げ→筋肉のコリをストレッチでほぐし→マッサージで腸の動きを促しつつ→たるんだ腹横筋を締めて内臓の位置を上げる

って感じです。

めぐりが良ければ、滞りもなくなる

かつては不調のデパート故の健康オタクでしたが、整体を学んでからは、ただのネタだったオタク知識も「なんでそれが効果があるのか」が理解できる様になりました。端的に言えば、ほんとに只ひたすら「めぐり良ければ全て良し」なのだと思います。

血流が良ければ、酸素も栄養も体中に行き渡ります。結果、冷えも無くなる・筋肉のコリもなくなる・疲れも解消しやすい・体が元気になれば気持ちも余裕が出てくる…単純ゆえに難しいのですが、IBSだって絶対これ効果的ですよね。

でも、わかっているのに不摂生。私にはもう少し、意識改革が必要なんでーす。

自分がもっと生きやすくなる為に、最近本をよく読んでます。啓発本ではなく、筋トレの本です笑 この話はまた後日!ではでは^^