タイトル通り、整体を学んだからこそ気付く事ができた、私の長年の辛さの対処法をお伝えしたいと思います。

原因不明の○○痛!陣痛か!!と震える程辛かったそれは…

ずばり、お尻の痛み…です!!あれですよ、出口のところです、ハイ。

痛みの始まりは結婚したばかりの頃なので、かれこれ15年くらい前です。当時は建築事務所で派遣事務をやっていました。なんだかお腹が痛い…そう思いながら勤務先のトイレで様子を見ていた私ですが、突然ドリルでえぐられる様な激しい痛みが!!!
「ぅうううううぅうううぅぅうう!!!」
唸りながら、これは仕事どころではないと早退。しばらくすると発熱。しかも女の子の日までやってきて、尋常じゃないお尻の痛みは何かの婦人病と関係あるのでは?と発熱してるくせに、産婦人科を受診しました。ちょー迷惑ですね、今思えば。

丁度、インフルがはやっていたのです。案の定、隔離&お鼻を綿棒ぐりぐりされました。はい陽性。インフル対処の薬と鎮痛剤を持たされただけで帰宅させられた・・・しんどかったです、何もかもが。

それからも、毎回では無いものの、生理のタイミングでその痛みはやって来ました。ので、やっぱり婦人病だろうと婦人科ばかり受診。でも、「内膜症の疑いがありますが、ひどくはないから様子見ましょう」が常の受診結果でした。そのくだりは以前書いてますね。もちろんモンコー科も受診しましたよ、何もありませんでしたけど。

で、痛みは繰り返される程に敏感になってくるわけです。昨年、『私死ぬ病気かもしれん…』と落ち込みながら受けた総合病院の検査で、IBS(過敏性腸症候群)と診断された訳なんです。自分の中ではしっくりこずとも、一応IBSについて調べました。やっぱりいるんですね、私同様お尻に謎の激痛を感じる方々が。私が生理のタイミングで痛みがあったのは、ホルモンのバランスが変化するタイミングでIBSが悪化するからなんだろうと最近は考えています。

そも、痛いって何?

今でも、時々お尻が痛い事があります。ただし、以前の様なドリルでえぐるような…感覚の類ではありません。ずーんと重たい感じ、鈍痛です。これは、まあまあ耐えられるのでいいか~と思えます。ただ、あのドリル痛が無くなったのは、自分がある事に気づいたからです。

痛みは感覚のひとつです。痛みを引き起こす物質が感覚受容器でシグナルをキャッチされて、脳が「痛み」としてとらえるだけ。よって、感覚受容器が無い場所では痛みも感じません。知ってますか?脳にも感覚受容器は無いって事を。頭痛は脳が痛いわけじゃないんですよ~

さて、感覚受容器に受け止められる痛み物質、これは筋肉の酸欠が起こることで発生します。この発痛物質はブラジキニンというのですが、筋肉が存在する場所でしか生産されないんですよ~内臓を例に挙げれば心筋がある心臓などは痛みを引き起こしますが、肺は痛みは発生しないんですね~何だか不思議。

とまあ、ここまで書いて。お尻痛に話を戻すと、例のドリル痛はお尻の穴の周りがひねり上げられる様な感覚です。付近の筋肉を調べると、肛門括約筋あたりが怪しいのかもしれないと思いました。そう、痛みは筋肉の酸欠で発生するのです。
筋肉の酸欠は、コリ・ハリなどで血流が悪化して起こるものです。そして、ドリル痛はなんだか脚がつる感覚がお尻で起こっているような感じでもありました。
脚がつる時、筋肉はどんな状態だと思いますか?
それは、縮んだ筋肉が(コリにコッた筋肉が)されに縮もうとして痙攣をおこす状態です。つまり、私のお尻周りの筋肉がコリにコッた上にさらに縮もうとしているのね、と悟ったのです!!

これは、整体を学ばなければたどり着けなかった考えです。お医者さんもこんな事は教えてくれんかったもんな~シクシク。

で、何でお尻の筋肉が縮みすぎてるのかっていうと。
IBSの悪化時はいつも、出しても出しても便が残る感じがして気持ち悪いのと、下腹部の痛みが続くせいで下っ腹にかなり力が入りっぱなしな事に気づくわけですよ。もう、コレや~!!と思いましたね。
そんな訳で、痛い時こそ、ふ~~~と息を吐きながら脱力に努める様になりました。おかげでドリル痛は、とんとご無沙汰です^^

原因がわかれば対処しやすい。痛みにおさらばも可能なのです。

私のお尻ドリル痛は、やはり筋肉の痙攣だったのだと思います。けれど、お腹の中の痛みは別の可能性もある訳です。私はレントゲンとCTで器質的な病気の可能性は低いって事で、今回の対処が通用したわけですが。
耐えがたい痛みや気になる事がある時は、一度内科を受診するのが無難です。
でも、原因不明ってのはつらいです。『死ぬんじゃ…』と不安になる程の痛みに、何もありませんって言われるとどうして良いかわからなくて、昔の私は苦しんだのですからね~

もっと早くに教えてあげたかったよ、私。
今日はこれにて~~~失礼しまーす!