私はよく躓きます。人生に…ではないですよ。普通に道端で、です 笑
ので、転ぶ事にあまり恥ずかしさを感じなくなっている所があるのですが、大のおとなは普通そんなに転びません。お年寄りは別として。

私は小さい頃からほんとによく転んでました。ちなみに、大人になってから転ぶのは自転車に乗っている時が多い事は付け加えて置きます。(´艸`)

半年ほど前に、転んでうっかり手首を捻挫しました。。。

スーパーの駐車場で、近道してやろうと通った場所に張ってあったロープに足を引っかけてしまったのです。砂利の路面に膝からダイブ。かなり痛かったし、かなり派手に転んだのですが、自分では「あ、またやっちゃった」くらいの気持ちで、とりあえず砂をはたいて買い物へ。荷物を抱えて車に戻ると、ダンナが「おまえ、ダイナミックだったな…」とあきれ顔。「ネタです」と返すと更にあきれてましたが 笑

で、ここで辛い事実をお伝えするんですが、私、ロープには気づいてたんですよ、ちゃんと。そのつもりで脚を上げたのに…つま先が引っかかってしまったのです。コレ、大問題。

わかっていたのに、体がついて来てないって事です。人は「トシなんだよ…」とささやきますが、それで終わっていては整体師は務まりません。

躓きやすい=足関節の背屈が出来ていないという事。

つまり、歩く時につま先がちゃんと上がっていないという事です。今回は脚を持ち上げたものの、つま先が引っかかったのですよ。あの時、しっかりと足関節を背屈させておけば特撮ばりなアクションもやらずに済んだはず。
足関節の背屈に関わる代表的な筋肉は?

前脛骨筋…すねの骨のすぐ外側にある筋肉です、カッタい人多いですネ!

使わないと筋肉は衰えます。筋肉の量が減るのはもちろんですが、使えなくなる事の方が身近な話の様に思います。バリアフリーにしたら、逆に転びやすくなった、という話がありますね。フラットになった床は、つま先を上げなくても躓くことなく歩行できます。すると、つま先を持ち上げる筋肉はどんどんその機能を忘れて…普通の道路でうっかり転んでしまうのです。あな恐ろしや。

つま先が上がらないもう一つの原因が、つま先を下に向けて足首を伸ばす為の筋肉が縮こまっている事です。先ほどのすねの筋肉に硬い人が多いと書きました。そちらは、伸ばされ続けて硬くなってるハリの硬さの人が圧倒的多数です。

逆に、足首を伸ばす筋肉の代表格といえば?

下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)…いわゆるふくらはぎの筋肉ですネ!

足がお疲れの方はふくらはぎがパンパンに硬い!とか、女性ならむくみがひどいんです~とか。こちらの筋肉は縮こまって硬くなっている人が多いです。いわゆるコリってやつでね!凝って伸びが悪くなっているこの筋肉が、足首を返す動作を邪魔してるんです。

コリを緩めて、ハリを締めなおす!

あ、整体の極意を思いっきり書いてしまってますね 笑
いいんです、ぜひともコレをご理解頂きたいので。

つまり、足首の動きを良くするためにやるべき事は
ふくらはぎのストレッチを念入りに!
か~ら~の~~~足首を曲げたり伸ばしたりの動的ストレッチ!コレです!

曲げ伸ばしの前に、すねの筋肉を伸ばすのもGOOD!ですよ^^
コレを意識して行う様になってから、躓きが少なくなりました。難しくないのに知ってるだけで役に立つ!体の事を知るっておもしろいですね~終わり!