整体のお客さんと接しているといつも感じる事に
『こころとからだはつながっている』
というのがあります。

体の不調がこころに影響したり、逆のパターンもあり・・・

どちらが先、でなくても、段々影響しあってどんどん悪化というパターンも。
これは私自身の経験からも言えるのですが。

先日、『平常心のコツ』という本を読みました。
心理カウンセラーの植西聰さんの著書です。
その中で、平常心でいられる為に心を癒す方法を知る、と言う事が書いてありました。

私の中では『心を癒す=体を癒す』につながるので大変興味深い内容です。

①一人の時間を持つ
②声を出す(精神統一)
③努力を続けるために、報われない事もあるとわきまえる
④副交感神経の活性化
⑤ゆっくり動作する
⑥時間のゆとりを持ち、こころのゆとりを持つ
⑦嫌な相手は反面教師

①一人の時間を持つ
人は誰かと接する事でエネルギーを消費します。肉体的なものは当然ですが、精神的にも消耗するのは誰でも一緒ですよね
最近知ったことに、世の中にはHSP(ハイリーセンシティブパースン)気質の人が結構いるらしく、実は私もちょっと掠る感じです。
HPS気質の人には、人と会うって事が結構エネルギー消費量多くて辛くなる事も多々。辛いまでいかずとも、どっと疲れる~っていうのも。
あえてひとりの時間を過ごすという事が、消耗を減らす事に繋がるのです。

②声を出す(精神統一)
気持が落ち着かない時、おまじないの言葉を繰り返す。
スポーツの勝負所で大きな声で気合を入れる。
声を出して、呼吸を深くし、集中力を高める。
方法は何でもよいのです、歌を歌う・朗読する・自分で決めたセリフを繰り返してみる…声を出す事に集中して、こころを落ち着かせましょう

③努力を続けるために、報われない事もあるとわきまえる
努力が報われないと、一気にモチベーションが下がりますよね?
これ、努力が報われることを期待しているからです。
そもそも人生なんて理不尽がたくさんあると私は考えています。諦観ってやつでしょうか。でも、この考えで何かと救われるんですよね、腹立たしい事があっても『まあ仕方ないか、そんなもんさ』と思えるので。でも、嬉しい事があった時はとても有難いと感じられる。理不尽な人生でも、いい事があったよ今日は、ラッキーだなぁと。
努力も一緒で、見返りが当然あると思っていると報われなかった時に、努力なんてするもんじゃない、なんて思ってしまいそう。
報われない事だってあるさ、とはじめから考えていれば必要以上に落ち込む事もなくなります。努力は続けられる方が、最終的には得るものが大きいですから。見返りを期待せずに、ぼちぼち頑張るのが吉ですね。

④副交感神経の活性化
⑤ゆっくり動作する
このふたつは、まさに身体の特性を利用して精神を落ち着かせるって事ですね。
副交感神経はリラックスした状態で優位になります。深呼吸を繰り返す・音や光の刺激が少ない場所で目を閉じるetc.
人は平常心を失うと、往々にして動作が早くなりがちです。あえてそこをゆっくり動く事で、焦るこころを落ち着かせることにつながります。

⑥時間のゆとりを持ち、こころのゆとりを持つ
これはそのままですね~

⑦嫌な相手は反面教師
イヤな事を言ってくる相手、してくる輩と同じ土俵に立たないのが吉。
反面教師にしてしまいましょう 笑
『あなたの様にはならないわ!』と思うだけで、他人に自分の価値を落とされる感覚からおさらばです。怒ったり悲しんだりで平常心を失うのは自分を損ねちゃいますからね。

体がつらいとやってくるお客さん達ですが、施術しながら話を伺えばストレスフルな方が多いです。上記を参考にして、こころを軽くして欲しいですね。そして体も楽になってもらえたらうれしいです。

私も実践してみます^^


さて、最近おひとり様時間に掃除機の修理をしました。

バッテリー交換しただけです。
が、ハンダ作業にこころを癒されました。
作業用に広げたこども新聞のさかなクンにも( ´艸`)
趣味、大事と実感です。